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製鋼用電気炉のダスト発生ゼロ
「省エネルギー型金属ダスト回生技術の実用化開発」 (2004〜2006年度)

 本開発は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)の共同研究開発事業として製鋼用電気炉から発生するダストをゼロとする技術開発です。先導研究フェーズとして平成10年度から5年間行われた開発に引き続く実用化フェーズの研究開発で、平成15年度からの3年間の予定で実施しました。
 本開発は独自のアイディアに基づく炭材フィルターと重金属コンデンサーを電気炉に直結し、電気炉の高温排ガスから直接に鉄および亜鉛を回収し、ダスト発生ゼロを目指すもので、先導研究フェーズにおいて提案プロセスの成立を実証しました。

 本開発は先導研究に引き続く実用化の開発で、実用規模の設備開発、特に炭材フィルターと重金属コンデンサーの開発および電気炉と連結したプロセスの連続長時間の安定運転制御技術の確立を目標としています。また、新たにダスト処理兼用をシステムに取り入れています。実規模の1/10のパイロットプラントによる試験操業を行って実用化技術の開発を目指すもので、開発にはNEDO技術開発機構、JRCMに加えて2企業、1大学が参加しました。
 本プロセスの開発はこれまでの電気炉ダスト(廃棄物)処理の静脈から、電気炉排ガスの直接処理による金属亜鉛・鉄の製品製造の動脈産業へと180度の転換を行うもので、日本国内はもとより世界へ向けて日本発の新技術の発信を続けています。

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